禁煙のご褒美で、ニウなエアコンをゲットして、昨日取り付けでした。
工事にやって来てくれはったのは、どう見ても初老の男子2人。
シルバーの職人さんでありました。
角ピーはシルバーの方が仕事されるんは大歓迎でありますよ。
「奥さん、おはようございまーーす。今日はよろしくお願いします。」
満面の笑顔で上がって来られて・・・
でもこの2人、一言で言うとホンマにフワッとしてる。
やることなすことホンマにフワッとしてるねんなぁ。
手は遅いけれど、仕事は丁寧で何も文句はないのであります。
ただ、エアコンは付け替えなので、古いのを外して、新しいのを付ける。
室外機も同様で、お2人の会話が怖いやら吹き出すやら・・・
「重たぁ・・・ここで落としたら死ぬなぁ。肩が・・・抜ける・・・」
「奥さん笑ってはるやん。わしらと違って耳がええんやからなぁ。」
そして取り付けが終わろうかと思った頃に何気に見たら
右肩下がりになってるしぃ。要するに平行になってへんやんか。
「ねえねえ、これ歪んでますよねぇ。ほら、こっちから見てみて。」
眼鏡をかけなおして
「そうですかぁ、気のせいやない・・・ですねぇ。歪んでるわ。
目の錯覚・・・でもないしぃ・・・やり直しますね。」
今度は平衡器を持って来て慎重に何回も確かめながらやってはりました。
「奥さん、今度はちゃんと出来ました。良かったぁ、ちゃんと言うてくれはって」
2人で゜満面の笑顔で頭を下げられました。
でもなぁ、取り付けに約2時間かかるってどうよ?
お2人のフワッとした空気で腹も立たんかったけどね。
極めつけはベランダ側のパイプの出てる部分をパテで埋めるのを忘れてはった。
何気にベランダから見たら、部屋の中が丸見えでしたぁ。
「あーーーー、忘れてたぁ。よう教えてくれはりました。
やっぱり若い人はよう気がつくわ。」
晴れ晴れとした顔で、作業されてました。ええよ、ええよぉ・・・別にぃ。
作業が終わる頃に大ちゃんを出してたのでありました。
まさか、パテ忘れてるって思わなかったから。
再び上がって来た職人さん、ワゴンの下から見つめる大助を見て
「おっおっ奥さん、ずっとベランダ開けてたから鼬が侵入してますよ。」
やっぱり年配の方はお外の鼬と思うみたいやねぇ。
もう返ってややこしいから敢えて説明はしませんでしたとさ。げらら。